ニッチが創り出す、ホテルのように厳かで寛ぎに満ちた、おもてなし空間
こんにちは。Re:Mansion広報スタッフです。
(Re:Mansion広報スタッフの書いた記事一覧はこちら)
YouTube Re:Mansion channelでご紹介した、
あの“HARUMI FLAG (晴海フラッグ)”が舞台となった、
東京都中央区A邸「Minimal Luxury空間」のルームツアー。
みなさまもご覧いただきましたか?
晴海の絶景を望む、無駄をそぎ落とした、
シンプルでラグジュアリーなリビング・ダイニングをはじめ、
おすまい全体が、晴れた海のように、優雅で澄み渡るインテリアに仕上がりました。
そして、特に視聴者のみなさまから、
“真似したい!”というお声が多かったのが、玄関ホールのPLAN。
ドアと壁のわずかなスペースを利用して生まれた、
【ニッチな飾り棚】は、
まさに、“空間に溶け込む”ミニマルで機能美を追求した
リマンションオリジナルのデザイン。
ルームツアー公開直後から、
“わが家にもニッチをデザインしてください!”という多数のLINEメッセージが寄せられました。
ニッチ造作は、賃貸物件の模様替えや見よう見まねのDIYではかなわない、
プロの力必須のリノベーションです。
つまり、裏を返せば、
ニッチを設ける場所・デザインが“ビシっ”と決まると、
一般的な住宅とは一線を画す、ホテルライクな空間が実現します。
そして、リマンションといえば、独創的な照明プラン。
ニッチのような特別に設けられた空間には、視線を集めるための光のデザインを施します。
【ニッチ×照明】の組み合わせは、私たちにとって鉄則です。
今回は、私たち自慢のニッチ事例の中でも、
リマンションサイトではまだご紹介していない、最新ケースをご覧いただきたいと思います。
ダウンライトの光によって輝きを増す、ブロンズガラスのニッチスペース
こちらは、2025年夏に新築マンションリノベーションを終えたばかりの
大阪市西区I邸の玄関ホール。
玄関扉を開けると、ダウンライトの光によって、
現代アート「IT’S A LIVING」が視線の先に浮かび上がり、
オーナーIさまのご帰宅、そしてご来客を華やかに出迎えます。
Iさまお気に入りのアート、
そして、私たちがご提案した壁の「ブロンズガラス」&「グレーミラー」が
見事に共鳴し、
まるで、ラグジュアリーホテルのエントランスのような、
荘厳なオーラを纏っています。
奥へと歩みを進めると、玄関ドアを開けた際に、
僅かに見えていた、ニッチウォールが姿を現します。
こちらのニッチ、施工前はシューズクロゼットの壁だった部分を
Re:Mansionが彫り込み、新設しました。
わずかなスペースですが、背面には壁と同一のブロンズガラス、
そして、天板には床材としても採用している、
RIVIERA(リビエラ)製のセラミックタイル
「MARVELUX -マーヴェルクス-」を使用しております。
ZAA-0103 / RIVIERA
DIORのディフューザーにあしらわれている、
アーチ型メタルと背面のブロンズガラスが、キラキラと輝き、
玄関ホールを一層華やかに彩ります。
ホテルのように厳かでありながらも、
どこかリラックスできる空間デザインの秘訣は、
ほのりと灯る、ダウンライトの照度・温度、
そして、ふわりと香る、Iさまが選ばれたディフューザーの共演によるもの。
淡く柔らかい光と、洗練された奥深い香りが、
ほっと寛げるムードを演出しています。
石目×木目に心和む、プレーンでオーガニックなニッチデザイン
続いては、神奈川県横浜市I邸のご入居前の様子。
ヴィンテージマンションのフルリノベーションをご依頼いただき、
年季の入った壁材・床材、そして、キッチン・バス・トイレなどの
水回り設備も全て刷新しました。
当ブログでは、美しいニッチが並ぶ、
玄関ホールにスポットを当ててご紹介してまいります。
実は、I邸の玄関ホールに設けられた3箇所のニッチは、
リマンションの解体によって新設されたスペースではなく、施工前から存在していました。
リビングへと続く道筋のようにデザインされている、3つのニッチ。
デザイナーの意図&レイアウトが素敵だったため、
これらのニッチは活かしつつ、意匠や外形に少しだけ手を加えることにしました。
まずは、廊下の2つの既設ニッチを基準に、
玄関側のニッチの高さを揃え統一感を生み出します。
次に、ベースクロスの貼替とともに、
ニッチの壁にも「ピエトラプーラ」という磁器質タイルを施工し、
表情の豊かさを加えました。
BLS-X8510 / 名古屋モザイク
また、玄関側のニッチは、既設のダウンライトをライン照明に変更することで、
光の演出にもバリエーションを持たせました。
そして、廊下のニッチには、オーク木目の棚板をフロート状に設置することで、
Iさまのこだわりのインテリアにスポットが当たる、とっておきの飾り棚をご用意いたしました。
繊細な石目柄のタイルと、柔らかい色合いのオーク木目が組み合わさり、
北欧スタイルやジャパンディのような、自然由来の上品さを感じる空間に仕上がっています。
温もりのあるカラースキームに心安らぐ、Iさまのおすまい。
でも、カジュアルではなく、慎ましさの中にもホテルライクな気品が感じられるのは、
ニッチ×照明が創り出す、“特別感”からではないでしょうか。
ご入居後、Iさまがこのニッチスペースに何を置かれているのか、
どのように彩られているのか、とても気になりますね。
(乞うご期待?)
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
ルームツアーを未視聴の方は、ぜひ1度ご覧いただき、
みなさまのおすまいのインテリア作りにお役立てくださいませ。