インテリアは“質感”の時代へ。暮らしに調和するマット素材の魅力
こんにちはスタッフSです。
今回はインテリアのトレンドについて、最近感じたことをお話ししたいと思います。
私の仕事の一つに、お施主様にご提案するサンプル類(主に仕上げ材のクロスやタイル等)を手配する業務があります。
よく手配するサンプルの一つに、マット仕上げのタイルがあります。
天然石の質感が表現されており、リビングや廊下の壁のアクセントとして提案をすることが多いのですが、柔らかく落ち着いた印象を空間に与えてくれます。
落ち着きがありながらも、ラグジュアリーさを演出してくれる素敵な素材です。
カタログを眺めていて感じるのは、数年の前と比べて、各社ともマット仕上げのタイルの種類が格段に増えてきている点です。
素材感として、マット仕上げが今のトレンドの一つになっているのでしょう。
インテリアのトレンドは、毎年ガラッと変化していくというよりも、その時々の時代背景やライフスタイルに合わせて、少しずつグラデーションのように変化をしているように思います。
年代ごとのトレンドの変化
■2005年〜2010年のトレンド
シンプルモダン & ラグジュアリー志向が主流で、モノトーンやスタイリッシュインテリアが人気でした。
濃い木目×パキッとした白との組み合わせがよく使わせており、ちょうどITバブルの時代です。
■2010年〜2015年のトレンド
北欧インテリアが台頭し、ナチュラル傾向のインテリアが増加しました。
白×明るい木目の組み合わせや、温もりのある暮らしが好まれていたように思います。
■2015年〜2020年のトレンド
ボタニカル&ナチュラルがキーワードとなり、暮らしの中にグリーンを取り入れたスタイルが広がりました。
また、アイアンを取り入れたインダストリアルなインテリアも増えて、取手やタオル掛けなどに黒色の新商品が登場し始めた時期です。
■2020年〜最近のトレンド
コロナ禍の影響により在宅時間が増加し、家での過ごし方や住まい方について考え方が大きく変化した時期です。
例えば、玄関のすぐ近くに手洗い場を設けるなど、生活スタイルそのものに大きな影響を与えました。
最近の傾向としてみられること
コロナ禍を経て、最近の傾向としてはSNSやPinterestなどで海外の感性を日常的に取り入れる人が増えています。
ベージュやグレージュなど、温かみのある落ち着いたトーンのカラーが人気で、質感もナチュラルでマットな仕上げを取り入れた組み合わせが多く見受けられます。
また、「感性×価値観」を反映させたライフスタイルも主流になりつつあります。
時代背景や生活スタイルによってインテリアトレンドの移り変わるように、人生のステージによっても暮らし方の変化があると、日々感じています。
Re:Manionはお客様ひとりひとりのライフスタイルに寄り添った提案をしております。
あなただけの暮らしを、是非一緒に作り上げていきませんか?
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