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オーダー家具CG動画作成のコツ

CGパース担当のハシモトです。
今回は、CG動画について少し書きます。
CGパース担当ハシモトさんの書いた記事一覧はこちら

 

例えば、扉を開く、引き出しを引くなど本来の動きではなく
静止画だけでは想像しづらい動きをする家具など、
どの様にしてお客様に伝えるか、その場合「動画」はとても有効な手段だと思います。

 

その家具にとって一番の特徴でありアピールポイントである事が多い為、
その場合、やはり静止画だけではなく動画は必要な気がします。

 

しかし、簡単に動画作成と言っても色々と厄介な事が多いです。
例えばこの動画、

 

 

たった6秒ちょっとの動画ですが、1秒間に30枚、約200枚の静止画をつなぎ合わせて作成しております。

本来なら壁や床、天井など空間も入れて静止画のパースの様な動画を作りたいのですが、
静止画パースでも1枚15分~1時間ほど計算が必要です。

単純に言って静止画で1枚30分計算になる画像では6秒の動画に必要な計算時間は90時間です。現実的ではありません。
そこで、計算時間を抑えるため、回りの空間をなくし家具単体で作成する、すべてモノクロで作成するなど色々と試行錯誤が必要です。

 

過去にもご紹介しましたが、最初と最後だけはカラーの静止画で中間部分はモノクロ家具単体で作成し、計算時間を抑えております。

あと、動画を作成する事により実際の家具がこの様に動かすことが可能であるか、無理や矛盾がないか、
動かした時に周囲にぶつかるなど影響がない、などの検証もかねております。

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