人気のアイアン家具
寒いの苦手です・・・。こんにちは。Wood Doorです。
先日、事務所のストーブのスイッチをONしました。
既にちょくちょくスイッチ入れてます。
これからこの子が手放せないシーズンの幕開けです。
今から頼って真冬の寒さに耐えられるか不安でたまりません。
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さて、今日は人気のアイアンを取り入れた家具をご紹介します。
最近、素材の質感を重視したインテリアのテイストが人気です。
一般的にはブルックリンスタイルや男前インテリアなどと呼ばれることが多いです。
また、サードウェーブコーヒーの到来で、街角に増えたカフェの内装も少し武骨な感じのテイストになっています。
テーブルの天板に使用しているのは無垢のフローリング材です。
通常の一枚物の大きな無垢の天板は、値段が高いうえにお手入れも大変です。
既成の無垢のフローリング材を貼り合わせて使うことでコストを抑えています。
そして、しっかりと乾燥されているので湿気や乾燥による狂いが生じにくいのもメリットの一つです。
アイアンは、協力会社に依頼してオーダーで製作しています。
なので、サイズや形状にまでこだわることが可能です。
テーブルの脚だけではなく、こちらは食器棚のフレームにアイアンを使用しました。
完全オリジナルのフレーム形状でモデルルームに納品しました。
箱と扉にはオークの突板塗装仕上げで、ダイナミックな木目が特徴の板目材です。
節が入る板目材を入手するのに苦労しました。
というのも、この節は好みが分かれるので突板材を作るのに避けることが多いからだそう。
天板には、傷に強いメラミン材を使用しました。
デザインとしての意味もありますが食器棚の天板の上には家電を置きっ放しにするので、
日焼けによる経年変化に差が出てしまいます。
そういった点からも天板にはメラミンを採用しました。
家具の中は、白ポリにすることで価格を抑えています。
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最後に、無垢材と突板(ツキイタ)材の違いについてさくっとご紹介♪
無垢材は、木そのものを角材や板材に成形したものです。
なので無垢材で作られた家具はとても重くて、そして値段も高価です。
対して突板(ツキイタ)材は、ベニヤ板の上に薄くスライスした木を貼った材料です。
その突板材を芯材に貼って家具を成形していきます。
そのため、家具自体も軽くコストも抑えられます。
ただ、表面だけがその木なので傷がついてしまうと素地のベニヤ板が見えてしまいます。
ちなみに突板材よりも、分厚い木を貼った物が挽板(ひきいた)材で無垢材により近い風合いを感じられます。
見た目で無垢材なのか突板材なのか挽板材見分けにくいですが、
どのような家具なのかや予算によって選び分けるのがいいかもしれませんね。